1年を振り返って

それはあまりにもあっけない幕切れでした・・・

全国大会京都府予選1回戦対亀岡高校、前半はしょうもないミスから

1トライ・1ペナルティーを許し0――10、

後半に入りやっとペースをつかんだ嵯峨野は2本のトライで14―10と逆転

残り3分・・となってもう勝ったとベンチもなごやかムードでした。

ところが自陣ラインアウトからモールを押し込まれ・・

こらえてくれよと思った瞬間びっくりです!

亀高のバックスが全員モールに参加しているではありませんか!

おそるべし!亀高!

頭がいいはずの嵯峨野も対応がおくれ結局トライを奪われ

、そのままノーサイド。亀高は花園、立命館宇治を破り

ベスト8まで進みましたので、ほんとうに悔しい負けでした。

思い返せば27年前・・私 全日1回戦対洛北高校戦で現役を終えました・

気合が空回りし、思うようにゲームが進められず、

こんなはずじゃない!とグランドを走り回ってたのが

昨日のことのように思い出されます。

当時の嵯峨野は今のように進学校ではなく、

自由な校風で,私はラグビーだけして卒業させてもらいました。

自慢じゃありませんが勉強はまったくしませんでした(笑)・・

ですから激しい練習と勉強を両立させている今の嵯峨野フィフティーンの

皆さんには尊敬の念すら感じます。

自分に自信をもってこれからもがんばってもらいたい、

ラグビーをやっていたことは将来必ずプラスになります。

いつか分かる日がくるはずです。3年生の皆さんお疲れさまでした。

1回戦負けの悔しさをバネにこれからの人生、

精一杯がんばっていってほしいと思います。

1,2年生は強いチームを作ってシード目してがんばってください。

そしてマネージャーの皆さん、ありがとう!

あなた達に部員はほんとうに助けられたとおもいますよ。

 伝統ある嵯峨野ラグビー部 親子2代でキャプテンを務め、

少しでもチームに貢献できたことを誇りに思います、

最後になりますが今日まで指導いただいた江村先生をはじめ諸先輩方

保護者の皆様には心よりお礼申し上げます。

                28回卒、父母会会長 山口博史