時代祭


楠公上洛列


2005年10月22日

主将 楠正成として時代祭に参列できたことは、大変名誉で、誇り高きでことです。

お力添えを頂いた、太秦学区の方々に感謝いたします。

太秦小学校の体育館にて
前日の衣装合わせです
着付けをしてもらう順番をまっています

着付けをしてもらうのに約30分かかりました

足袋の大きさとか当日合わなかったら間に合わないので入念におこないます

太秦の各種団体のボランティアの方が
着付けのお手伝いをして下さいます

だいぶ出来上がってきたみたいです。

ほぼ、完成です あとは兜を着けますが・・
首が真っ直ぐならないぐらい重いです

この衣装!伝統工芸のなで、1500万とも
3000万とも言われています・・・

なんぼなんでも高すぎます!!!

明日に備え 早く寝ることにします

時代祭当日、6時30分から着付けを開始です

心配された天気もなんとか曇りでもちこたえそうです。

グランドにて記念撮影!

この中に嵯峨野高校で同級生の

田中敦君 岸本隆則君 若林茂君がいます!

こんな機会はめったにないので、お願いして

出てもらいました。

太秦小学校を小学生の鼓笛隊に

先導されながら

木島神社までパレードです

沿道では地元の方々の温かい拍手が

胸を打ちます

しかし兜は重いは、熊の足みたいな草履は

歩きにくいし、鎧はずれてくるし…

これから先どうなることやら!

神社では神主さんに御祈祷をしもらいます。

今日、1日の無事をお願いしました。

ここからチャーターしてあった

京都バス2台で

御所に向かいます

鎧を着けているので2席分を1人で使います。

寺町通りの清和院御門から御所に入場です


ほんとに豪華な鎧です・・・・楠正成の吉野時代が一番はれやかな鎧だそうです!

楠公上洛列で馬に乗る武将5名です

軽く昼食をすませ、行列の順番を待ちます。

先頭は12時に出て行きます

それまで、記念撮影、海外メディアの取材、

読売新聞の取材を受けました…実は、私の父 

山口喜八郎も25年前に楠正成をやっておりまして、

親子2代の参列となり、コメントをいたしました。

いよいよ、騎乗です!

毎年 馬から落ちる人がかならずいると聞いていたので、ドキドキです。

騎乗する前に家から用意してきたニンジンをあげました・・・「よろしく頼む」と・・

この日のために、淀の乗馬センターで2回乗馬しました・・・・。

乗馬センターは楽しかったですが、この鎧ではキツイです。


さあいよいよ、楠公上洛列の出発です

まずは御所を内を歩きます・・・観覧席からすごい喚声です! 

 手を挙げて喚声に応えます!

テレビ中継のカメラを見つけました

観客席には外人の方々も多くおられます。

笑うと貫禄がないと言われ口元を引き締めています

富小路口から公道に出ます・・・・ちょうど裁判所の前です。

平安神宮まで約1時間30分かけての行列です。

御池通りにやって来ました 観客席がギャラリーで満席です!

だいぶ馬にも慣れてきました・・・

ただ、行進が止まると、前足を蹴り 今にも全力で走りだしそうです。

弓を掲げると喚声があがるので・・・調子にのって何回もやってました。
まるで自分がヒーローになったような錯覚におちいりました。

市役所前から河原町通りへ進みます

三条大橋です   観客が近く、知り合いから声をかけられます。

偶然、蜂ヶ岡中学校の恩師 体育の山田先生が

「山口か?偉くなったなー!」と・・・・

先生とは卒業以来お会いしてないのに、よく見つけて下さいました。

いよいよ、平安神宮に向かう最後の花道です

あと少しだと思うと元気が出ます

実は・・・馬に乗っているだけなのに・・・めちゃくちゃきついです

鎧兜が身にしみます

ついに到着です!なんとか無事大役を果たすことができました!!!

馬から降りるのに一苦労、ふらふらで力が入りません!

山口 一世一代の晴れ姿でした

楠公上洛列に参列してくださった皆様、お疲れさまでした!!

そして、ほんとうにありがとうございます。